ホンダX4(SC38)は不人気なのか?欠点も解説|おバイクの作法

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こんにちは、笑う背中です。
X4について先人の知識などを検索していると、出てくる「不人気」や「欠点」というキーワード。
僕が散々調べて比較して決めた1台が、不人気ですって?
X4が本当に不人気なのか、当時の販売データや背景から調べてみました。

お作法「敵は味方の中に」

【不人気!?】ホンダX4(SC38)【欠点も解説】

ホンダX4(SC38)は本当に不人気なのか?

X4発売当時の販売状況

出典:ホンダ

ホンダのネイキッドで最大排気量だったのは、1992年発売の「CB1000SF」で、排気量は998ccでした。

そこへ、排気量を1284ccまで拡大した「X4」が1997年3月に登場しました。
僕もそうですが、「どうせ乗るなら大きいの!」というユーザーは一定数いたようで、10月までの自動ニ輪(750cc以上)クラスの累計登録台数でナンバー1を記録(3,514台)しました。(出典:ホンダニュースルーム
この記録を見ても、決して不人気と言われるバイクではなかったと思います。

僕がX4を選ぶまでの考察は、こちらの記事でまとめています。

ライバルは身内にも

翌年1998年3月、PROJECT BIG-1を踏襲しつつ、CBシリーズ最大排気量を誇るフラッグシップモデルとして「CB1300 SUPER FOUR」が発売されました。

出典:ホンダ

エンジンはX4とほぼ同じであり、初年度は約4,600台を販売し、年間販売計画を上回りました。
X4を「ホンダのネイキッドで最大排気量だから」と選んだ人でも、「もっとスポーティなネイキッドが欲しい」「CBシリーズが好き」となれば、CB1300SFを選びますよね。
発売からわずか1年で、身内からネームバリューの強力なライバルが出現してしまったのです。

マイナーチェンジがあった

X4はマイナーチェンジが1回ありました。2000年3月に「X4 TypeLD」(LowDown)として販売されます。

出典:ホンダ


シート高を下げ(730mm→720mm)、より低重心化し、ハンドル位置もハンドルポストの変更で手前に20mm、上に35mm移動しました。試乗するとLowDownはポジションが楽になったと感じました。
その他、ボディやホイールのカラー変更、サイドカバーへのTypeLDステッカー追加、エキゾースト・エアインジェクションシステム(二次空気導入装置)の追加、ECUの変更などが行われました。

ひとりごと
ひとりごと

僕はLowDownというネーミングはネガティブにとらえてました。実際にシート高は下げられていますが、もうひと工夫して欲しかったなぁ。
ドラッガーエディションとか、TypeDragとか言い回しはあっただろうになぁ。
僕も若い時はLowDownなんていらない、たとえ片足ツンツンでも、メーカーが狙った運動性能が発揮される構成を乗りこなすぜ!なんて思っていましたが、今は両足が着く安心感をかみしめています。

不人気ではなかった

発売当初の想定を上回る販売台数に加え、その後に強力なライバルが出現したにもかかわらずマイナーチェンジが行われたことを考えると、X4は不人気ではなかったと思います。

また、2002年にはHondaプロス店特別仕様車が限定発売されました。

出典:ホンダ

特徴は以下の通りです。
<専用カラー>
TypeLDとしては特別カラーのフォースシルバーメタリックを採用。

<専用サイレンサーの採用>
・ヤマモトレーシング社製の2本出しスリップオンタイプのサイレンサーを採用。
・ステンレスにカーボンを巻いた精悍なデザイン。
・サイレンサーの重量は5.2kg(2本合計)
・X4 TypeLD・SPECIAL専用に、JMCA適合

100台限定で特別仕様車が発売されたことからも、それなりの人気があったと思います。たぶん。

2002年の特別仕様車に装着されていたヤマモトレーシング社製マフラーは、実は今でも新品で購入できます。
現在も入手可能なX4用カスタムパーツについては、こちらの記事でまとめています。

ホンダX4(SC38)の欠点

欠点ゆえに不人気車の烙印を押されることもあります。
実際に所有してある程度走った僕が思う、X4の欠点を挙げていきます。

燃費は?

リアタイヤの扁平率を190/60R17から190/55R17に変更しているため、外径が小さくなりハッピーメーターになっていることを考慮しても、20km/Lはいきません。乗り方によっては14km~17kmくらいです。
街乗りなら良いんです。たいていの幹線道路にはガソリンスタンドがあるから大丈夫です。

X4のタイヤについては、こちらの記事でまとめています。

ガソリンタンク容量は?

ぱっと見は大きく見えるガソリンタンクですが、容量はカタログ値で15Lです。
前述の燃費を考えると、満タンで210km~255kmほどです。

実際にはガス欠ギリギリまで我慢することはないので、200kmくらい走ったら給油を考えたいですね。
高速を使ったツーリングでは、高速に乗ったらすぐ入れるか、降りる前に入れると良いですね。一般道より高いけど、安心料です。それに休憩タイミングになるから大丈夫です。
ちなみにCB1300SFは21Lです。6L多いだけで、航続距離が84km~102km延びます。これは大きいですね。

取り回しは?

キャスターが寝ているからか、サイドスタンドでハンドルが切れている状態から、起こして垂直にするまでがすごく重いです。でも一度起こしてしまえば大丈夫です。

後退する時も、しっかりタンデムバーを持って押せば大丈夫です。
僕はハンドルを両手で持って前進する時が一番大変に感じますが、倒さなければ大丈夫です。

ハンドリングは?

X4は僕が今までに乗ったバイクの中で、一番キャスターが寝ています。上記の取り回しの重さにも影響しています。

ですので、いつものテストコースをVTR1000SPやSL230と同じ操作で曲がろうとすると、うまく曲がれず気持ちよくありませんでした。
初心に帰ってコーナー手前でしっかり減速、バンク角を確保すれば気持ちよく曲がれたので大丈夫です。

まとめ

現時点でのX4について僕なりにまとめると、所有者バイアスかもしれませんが、不人気でもなかったし、欠点も燃費くらいだということがわかりました。
ではなぜ今でも不人気と言われるのか。やっぱりCB1300SFと比較されてしまうからかな。そこはもう勝てないね。でも、乗ってみると良いバイクなんだけどね。
だんだんと暖かくなってきたので、これからもっと乗り込んでX4を理解して、楽しんでいこうと思います。

VMAXと比較され不人気だと言われたX4。
セローと比較され不人気だと言われたSL230。
CBRと比較され不人気だと言われたVTR1000SP1。
僕は不人気車コレクターなのかもしれません。

以上、参考になれば幸いです。
記事のコメントやX(旧Twitter)のDMで、一言やアドバイスなどをいただけたら、とてもうれしいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

笑う背中
書いた人

バイクを楽しもう!
所有:VTR1000SP1、SL230、X4(NEW)
出没:首都高、箱根方面
車種問わずカスタム情報好き~
3Dプリンターでバイクに使える便利なものを作れないか勉強中

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