こんにちは、笑う背中です。
X4のタイヤ製造年を調べたところ、かなり古いタイヤであることが分かりました。
早急にタイヤ交換したいところですが、まずは装着できるタイヤをチェックします。
タイヤサイズはフロント120/70R18・リア190/60R17です。
僕の好きなブリヂストンにするか、X4はお試し期間なので安いタイヤにするかを検討しました。
お作法「標準サイズが珍しい?タイヤサイズ」
ホンダ X4(SC38)のタイヤチェックとタイヤ選び
X4のタイヤの状況
僕のX4には、フロントはダンロップ、リアはブリヂストンが装着されていました。
X4のフロントタイヤの製造年週
僕のX4についているフロントタイヤを見ると

ダンロップのロードスマート4です。

サイドウォールの製造年週を見ると「0420」なので「2020年1月下旬」に製造されたタイヤです。およそ5年前のタイヤですね。そろそろ交換してもよさそうですね。
X4のリアタイヤの製造年週
リアタイヤはどうかというと

ブリヂストンのBT020です。

このタイヤには190/60の設定があったようです。

サイドウォールの製造年週を見ると「2408」なので「2024年の2月下旬」なら割と新しいじゃん、と思いましたが、よくよく考えたら「2008年6月中旬」に製造されたタイヤですね。およそ17年前のタイヤ!?これは早急に交換を検討しなければなりません。
X4のタイヤサイズ
X4の標準タイヤサイズです。
| 種類 | タイヤ幅 mm | 扁平率 % | リム径 インチ | リム幅 インチ |
|---|---|---|---|---|
| フロントタイヤ | 120 | 70 | 18 | 3.5 |
| リアタイヤ | 190 | 60 | 17 | 5.5 |
特徴的なのがフロントが18インチです。現代のネイキッドは、前後とも17インチであることが多いです。
またリアタイヤの扁平率が60で、同じ幅のタイヤでも、扁平率が高いと乗り心地が柔らかく、バンクするときもマイルドになるそうです。扁平率が低いと乗り心地は硬く、クイックな感じだそうです。
扁平率60は、比較的高い方に分類されます。
X4のタイヤ選択
調べてみると標準タイヤサイズで、前後のタイヤメーカーを合わせようとすると、国産メーカーのダンロップ「ロードスマート4」しかありませんでした。リアタイヤは190/60R17に限ると、ロードスマート4だけです。

前オーナーさんのように、前後のメーカーや、ブランドを変えればいくつかありそうですが、僕は前後タイヤは同じにしたいです。ではどのようにするか?
扁平率を下げるとどうなるのか
タイヤラインナップを見ると、扁平率をさらに上げても、選択肢が増えません。
扁平率を下げると、選べるタイヤが増えます。
扁平率が下がるとどうなるか、もう少し深掘りします。
扁平率とは
そもそも扁平率とは何か?
タイヤの幅に対するタイヤの高さを表します。

190/60のタイヤ高さ=扁平率(60)×タイヤ幅(190)÷100
タイヤ高さは114mmになります。
タイヤの幅は変わらず、扁平率を60→55に下げた場合は
190/55のタイヤ高さ=扁平率(55)×タイヤ幅(190)÷100
タイヤ高さは104.5mmになります。
扁平率を60→55に下げることで、外径が約20mm小さくなります。
扁平率を下げるデメリット
・乗り心地が悪くなる。
・メーターが実測より速く表示されます。
・(計算値)メーター50kmで実速度48km
・(計算値)メーター100kmで実速度97km
・最高速度が下がる。
・サイドスタンドをかけたとき、車体が立ち気味になります。
扁平率を下げるメリット
・バンクがスポーティになる。
・リアタイヤが小さくなり、足つきが良くなる。
・加速力が上がる。
タイヤの幅を変えるとどうなるのか
190→200に変更した場合
タイヤの幅を200にはできません。タイヤの幅が200の推奨リム幅が6.0~6.5になります。
X4の純正ホイールのリム幅は5.5なので、基本的には装着できません。社外のホイールにして、リム幅も変更すれば、200の太いタイヤも履けます。
190→180に変更した場合
タイヤの幅が狭くなります。”パワードカスタム”と銘打っているX4は見た目が重要なので、それは許容できません(笑)
もし僕がX4のタイヤを交換するなら
前後同じメーカー・ブランドで、フロント18インチがあって、リアタイヤの扁平率を下げた場合、選択肢が4つ増えました。
僕が調べたX4に装着できるタイヤは以下になりました。
| メーカー | ブランド | フロント※ | リア※ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ダンロップ | ロードスマート4 | 25,080円 | 39,710円 | リア標準 |
| ブリヂストン | T33 | 28,930円 | 42,790円 | リア190/55R17 |
| ピレリ | Angel GT | 19,690円 | 29,260円 | リア190/55R17 |
| メッツラー | Z8M | 24,310円 | 35,090円 | リア190/55R17 |
| ミシュラン | ROAD6 | 25,111円 | 39,658円 | リア190/55R17 |
最安値はピレリのエンジェルGT、好きなメーカーはブリヂストン、純正サイズがあるのはダンロップと一長一短です。
タイヤパターンなども確認できるようにリンクを置いておきますね。
ブリヂストン

国産メーカーのブリヂストンだと「BATTLAX SPORT TOURING T33」
ピレリ

イタリアメーカーのピレリだと「Angel GT」
メッツラー

ドイツメーカーのメッツラーだと「Z8M」
ミシュラン

フランスメーカーのミシュランだと「ROAD6」
まとめ
車体の設計が古いからか、またはトレンドではないからか、タイヤの選択肢が少なかったです。
もし僕が交換するなら「ブリヂストン T33」かなぁ…でも高い!
一番安いピレリにしようかな。
以上、参考になれば嬉しいです。
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とても嬉しいです。
最後までご精読いただき、ありがとうございました。


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