VTR1000SP1の充電電圧対策!MOSFET式レギュレータへの交換(後編)|おバイクの作法

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HSK-WORKSです
前回の記事では「現状維持でもいいかな」と思って
いたものの、幸運にもMOSFET式レギュレータが
格安で手に入り、関連パーツもそろったので
今回は装着編としてお届けします

お作法「バイクは振動がつきもの、ちゃんと固定しよう」

【交換】VTR1000SP1【MOSFET式レギュレータ】

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MOSFET式レギュレータ装着

MOSFET式レギュレータの設置場所

MOSFET式レギュレータの設置場所の条件は
・既存の配線をそのまま使える
・シートカウルに接触しない
・シングルシートカウル及びタンデムシートを付けても
 接触しない
・ドラレコなどの移設が少ない
色々あてがって見ましたが、下写真の場所にしようと
思います


U字ロック格納用の黄丸の部分がMOSFET式
レギュレータを設置すると当たるので


ハンダゴテで溶かして平らにします

MOSFET式レギュレータのステー作成

純正レギュレータ取付穴を利用して固定する為に
ステーを作成します
端材BOXの中から穴の開いたL字のアルミ板を
見つけました


コレに穴を2つ追加して


こういう構成で、とりあえず片側だけで
固定してみました


手でゆすってみたところ、多少動きますが
一旦コレで(と言いつつ恒久対応になる事多し)


MOSFET式レギュレータ側のステーが外側に飛び出して
いたため、短くしようとペンチで適当に曲げたら
想定外の箇所で曲がってしまい…そこから切り取りました

一応は固定できているので、このまま運用すること
にします
振動対策とレギュレータ背面の放熱性を考慮し
アルミホイルを折り重ねたものを下に敷いてみました

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ドラレコ本体移動と加工と配線整理

MOSFET式レギュレータに場所を奪われたドラレコ
本体(赤枠)は移動します
コードの制約もあるので、どこにしようかなぁ


そういえばさっきのU字ロック格納用の部分が
右にもあるな~コチラは半田ゴテで穴を開けて


ドラレコ本体を差し込めるようにしました


ドラレコのヒューズや配線も、フレームの隙間を
活用して収めました


余るコードはフレームの隙間にまとめました

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レギュレータ配線の対応

純正レギュレータとMOSFET式では、配線の数が異なります

配線対応図

黄色の線はそのまま3本ですが、プラスとマイナスは
MOSFET式レギュレータは1本です
おそらく1本でも問題ないと思いますが、今回はより
確実性を重視し、途中で2本に分岐して接続しました
既存の配線はフルに使用する予定です

サイリスタ式レギュレータの黒線1本は温度センサーで
ECUに温度を知らせて、ECUが充電電圧を制御している
ようです
MOSFET式レギュレータにした場合は、MOSFETが
充電電圧を制御してくれるため、ECUに温度を知らせる
必要がなく、この線は接続しません

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コネクタ作成

コネクタと端子が届いたので配線を作ります
上が黄3線用、下が赤2黒2用のコネクタと端子

【3極(黄色3線用)のコネクタ】×1

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【3極(黄色3線用)の端子】×3

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【6極(赤黒線用)のコネクタ】×1

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【6極(赤黒線用)の端子】×4

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防水仕様のMOSFET式レギュレータに接続するカプラ
この状態で届きました


前述の対応図でも書いた黒カプラの赤黒線を
2本に分岐します


合計4線の先を被覆を剥きました


端子を圧着しました


グレーカプラは黄3線の被覆を剥きました


この端子のサイズが、僕の持っている電工ペンチだと
対応していませんでした(>_<)
ですがコードの太さを鑑みてひと工夫して
圧着しました

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MOSFET式レギュレータ接続

接点復活剤を塗布して、MOSFET式レギュレータ本体に
カプラー接続!


作成した配線カバーにコードを通します


ステーター入力のカプラに端子を3本イン!


バッテリーのプラスとマイナスのカプラに
端子を4本イン!


コネクタを配線カバーに格納して
サブフレームに通したゴムバンドで固定します

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ステー再作成

MOSFET式レギュレータが多少グラつくので
ステーを作り直します
2mmアルミ板の端材を再利用します


大きい穴はそのまま利用します
黒線で谷折して穴を追加します

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ミスを繰り返さない様に
MOSFET式レギュレータ側は短めにしました


サブフレームへの固定は1か所ですが
MOSFET式レギュレータは2か所で固定します
またまた2mmの端材を選別して曲げて


穴を2か所開けました
コチラはリアスペースの内側なので、他の配線など
を攻撃しない様にビニールテープで養生しました
なお、すべての切り口や角はヤスリで面取りして
あります


MOSFET式レギュレータにステー2つを仮止め


車体に装着


今度は全然動かなくなりました
想定通りできると気持ちイイ

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MOSFET式レギュレータの効果確認

電源オン時の電圧は13.2Vで変わりませんでした
しばらく走行し、停車時の電圧がコチラ

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目視でチラチラ見た感じ14.1V~14.2Vの範囲でした
以前の14.8Vにはなりませんでした v(^^
これはMOSFETが正常に制御しているからですね!

帰宅後すぐにMOSFET式レギュレータの
ヒートシンクを触ってみると、かなり熱かったです
新兵器!非接触温度計!

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51度でした、サブフレームなども計測しましたが
40度~60度くらいでした

熱の影響については、MOSFET式レギュレータの熱が
サブフレームに伝わったのか、あるいは
サブフレームの熱をレギュレータが拾って
しまったのか、現時点では判断できません

ステーターのコネクタです
さすがにまだコゲなどはありません


バッテリープラスとマイナスです
コチラも問題なさそうです
しかしコネクタの色が年月を感じさせます

今後も走行後の電圧や発熱状況を確認しながら
様子を見ていきます
もし問題が発生したら記事にします(/o\)

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ランダムピックアップ

小型の電圧計。バックライトもあり見やすいです
電圧が低すぎると赤く光るよ

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大分前に購入はしていたのですが
ついに出番が来ました
フレームとかタイヤとかキャリパーとかあちこち
チェックしました…最初だけ

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まとめ

純正レギュレータでも問題なさそうでしたが
新しい部品・知識・タイミングが来たので作業しました
気になっていた充電電圧が、許容範囲内で安定したので
僕の心も安定しました

以上参考になればうれしいです
記事のコメントや
X(旧ツイッター)のDMで
ひと言やアドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです(^^

ご精読ありがとうございました

書いた人
笑う背中

バイクを楽しもう!
所有:VTR1000SP1、SL230
出没:首都高、箱根方面
車種問わずカスタム情報好き~
3Dプリンターでバイクに使える便利なものを作れないか勉強中

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