こんにちは、HSK-WORKSです
僕が乗るバイクも古くなりましたが、それと同じ時期に
買ったメンテナンススタンドも錆が出て汚れてきたため
今回はそのメンテの様子を紹介します
お作法「黒錆はいいヤツ」
【メンテナンス】メンテナンススタンド
所有メンテナンススタンド
僕が使用しているスタンドを購入順に記載すると
・2りんかんリアスタンド
・JTripロングリアスタンド
・JTripフォークアップスタンド
・JTripフロントスタンド←NEW!
・JTripショートリアスタンド←NEW!
です
これらのスタンドも経年で錆たり
汚れたりしているのでメンテナンスしました
メンテナンススタンドのメンテナンス
2りんかんリアスタンドのメンテナンス
2りんかんリアスタンドは一番最初のホーネットに
乗っていた時に購入しました
当時はチェーンに給油するくらいしか使わなかったけど
スタンドに立てている姿を見ているだけでも楽しかった
今はSL230に使ってリアタイヤを外したりしてます
スイングアームを受ける部分が固い三角形のゴムです

車輪は無いので接地部分はどうしても削れて
錆が出ています
塗装しても構造上すぐ剥がれるし諦めてそのまま
使ってます
掃除もゴミを払う程度にしています
ショートリアスタンドを購入したのでそろそろ引退かも

フォークアップスタンドのメンテナンス
VTR1000SP1に使用しています
フロントフォークの底に穴があれば使えるスタンドです
フロントタイヤを浮かすだけならこれでも十分です
ホイール掃除はやりやすいです
外せる部品を外した状態です
やはり溶接部分などに錆が出て地面と接地する部分は
塗装が剥げて錆てます

錆びている部分を中心に金たわしで磨きました
きれいさは二の次に、錆止めを重視しました
作業できる環境を考慮すると筆塗りになりました
多少のタレや筆の毛は許容します

また地面と接地する部分の傷つき防止の為
100均で購入したたグリップテープを巻いてみました
どれぐらい持つかなー

車輪も歯ブラシで洗って、軸にはグリスを塗りました

ロングリアスタンドのメンテナンス
VTR1000SP1に使用しています
車体の購入とほぼ同時に購入したので
こちらも20年ものです
支え部分を交換することで
・V 受け(車体にフックボルトが必要)
・L 受け(スイングアームの底面で受ける)
・はじめて受け(中空アクスルシャフトに棒を入れるやつ)
ができます
以前はフックボルトを装着してⅤ受けを使用していた
のですが、普段はリアタイヤを外したりはしないので
一人でも上げやすい棒を入れるやつで使用しています
こちらは以下の作業を行いました
・錆対応
・調整ネジ交換
・メッキ部分防錆
・V受け先端ラバー
・車輪交換
・棒格納場所
それぞれ見ていきましょう
ロングリアスタンドの錆対応
やはり溶接部分や接地部分が錆ています
フォークアップスタンドと同様、錆を落としてペンキを
筆塗りし接地部分にはグリップテープを巻きました

ロングリアスタンドの調整ネジ交換
スタンドをかける際の幅調整するときに使うネジを
交換しました
棒を入れる使い方だと赤丸の蝶ネジを良く使います
しかし何のタイミングなのか力の加減なのか
手では動かないくらいに固く締まっている事が
あるのですよ

また現行のスタンドを見ると蝶ネジの部分と下画像の
赤丸の部分が回しやすい大き目のノブに
替わっていました
製品も改善されているし、僕のスタンドも使いやすく
したいなと思っていました

以前ホームセンタで見かけた、ボルトやナットがノブ付き
になる製品です
蝶ネジがM6、高さ調整のボルトがM8のチェンジノブを
使用します


今回はボルトをノブにします
ノブとフタがありますので

ボルトを差し込み、青いフタを締めます

蝶ネジと交換しました

高さ調整用のボルトも交換しました

ネジがらみで現行のスタンドを見たときに
もうひとつ気づいた事がありました
高さ調整ネジのナット側に黒いパーツが
付いてましてコレでした
補修部品で買えたのでつけてみます

高さ調整用のナット(赤丸)を外して

高さ調整用ボルトのナット側ホルダー

ナットを逆さにしてホルダーに押し込みます

ナットを元に戻します
高さを変えようとした時に、高さ調整用ボルトを
引き抜いてもボルトが脱落しないそうです

ロングリアスタンドのメッキ部分防錆
棒を差し込み受け兼Vフックはメッキされているのですが
それでも錆がでてますね
ペンキで塗っても弾かれそうなので、錆自体を
変質させる物があったのでやってみました
その名もサビチェンジャー
「錆がそのまま錆止めに!」
だそうで赤錆が黒錆になるようです
ちらっと調べたら
・赤錆は鉄を腐蝕させボロボロにしてしまう
・黒錆は表面にできる酸化膜で赤錆の発生を抑える
なるほどー

ではVフックに処理してみます
溶接部分に錆が出てます

付属の筆で錆チェンジャーを塗ります

数分で黒くなりました
これで錆が広がらないはず

ロングリアスタンドのV受け先端ラバー
僕のVフックには先端の傷防止
ラバーがありません
付いてなかったのか、使用中に劣化して捨てたのかは
忘れました(上の方ですでに先端ラバーが付いて
いるのは作業進行上の都合です)
これも補修部品があったので付けてみました

さらなる傷防止と防錆の為にグリップテープ巻きました

内側にはさらにクッションシートを貼りました

ロングリアスタンドの車輪交換
現行のスタンドでぱっと見で変わっていたのが車輪でした
車輪が増えて片側2輪になっています
重量が分散されるのでしょうか

僕の持っている昔のスタンドは片側1輪です
耐荷重的に問題は無いと思うのですが、取付部分を
見ると現行のように2輪にできそうです

補修部品もあって交換すれば僕のスタンドも2輪に!
(ちなみにこの車輪を良く見るとスケートボードの車輪
と同じ様な…車輪がダメになったらそっちの車輪と
交換してみようかな)

と思ったらどうやら少し違うようです
現行の車輪はM8のボルトにスペーサーをかぶせています
僕の古いスタンドはM12の半ネジボルトのみ、車輪取付
部分のサイズが違いました
なので車輪の補修部品を購入しても付きません…
さらに車輪をネットで調べてみると、この車輪の規格で
12mm穴のものは製造終了しているようでした
それでもヘコタレませんけど
別の12mm穴の車輪と半ネジボルトを買ってきて
2輪にすればイイジャン

実物が見たかったので、近場のホームセンタをめぐって
車輪だけを売っている所を見つけました
同じようなのあった!と思ったらやはり8mm穴
12mm穴の車輪はベアリングも付いていて良さそう?
在庫が3個
実物が見れなくて不安でしたが、ネットで探して
店舗で取り寄せてもらいました

これが選んだ12mm穴の車輪でベアリングなし
4つ用意しました

M12の半ネジの六角穴付きボルトが欲しいのですが
ホームセンターでもM12になると、なかなか種類が
ありませんでしたが、取り寄せしました

それでは2輪化してみましょう
そもそもボルト入るよね!?の確認しました
無事車輪もボルトも付けられました

このままでも機能的には問題ないですが
ボルトがでっぱっているのでカットします

万力で固定して
マスキングテープを目印に

サンダーで余分な部分を削ります

回転の勢いに手を持って行かれたりして
サンダーで水平に切断するが難しい

何とか4本のボルトをカットできました

カットした半ネジボルトにグリスを塗って

車輪を通して

ロングリアスタンド本体に
取り付け~

左右から入れたボルトで
イイ感じの隙間で固定できました
これで2輪になりました!

4輪取り付けて車輪交換完了です
ロングリアスタンドがクルックル動きます

ロングリアスタンドの棒格納場所
リアスタンドを外すと、アクスルシャフトに
差し込んでいた棒を取り出します
この棒の置き場所を決めておらず、毎回適当な所に
置いていたので一瞬ですが探すことになるのです
この住所不定な棒をロングリアスタンドと一緒に
うまく格納できたらと思っていました

ホームセンターでパイプのジョイント?
部分が売っているのを見つけました
コレをうまくつかえないかなと

ジョイントに結束バンドを通す穴を開けて


棒に取り付けるとこんな感じになります

リアロングスタンドを外して出てきた棒は

パチンとロングリアスタンドに取り付けることが
できました

これで棒の住所が決まりました!
まとめ
ちょっと長くなったので
「その1」としてここで終了します
「その2」では中古で購入したスタンドを
メンテナンスしていきますねー
以上参考になればうれしいです
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ひと言やアドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです
ご精読いただき、ありがとうございました
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