HSK-WORKSです
放置していたノーマルホイールを復活させるよ
問題発生というか継続してました
お作法「認識と行動がずれた!?」
【エアバルブ】VTR1000SP1【作業ミス】
タイヤの空気圧チェック
翌日、恐る恐るリアタイヤの空気圧を測ると
187kPaになってました orz
フロントタイヤの空気圧も微妙に減ってました
空気圧が減る原因を考える
うーん原因は色々思い当たりすぎるので
最悪シナリオから楽観シナリオまで考えました
難易度 | 想定原因 | 想定対応方法 | 想定 金額 | 最短 日数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
高 | エアバルブ 固定不良 | ホイールから タイヤを外して エアバルブ を増し締め | 5千円 ~ 1万円 | 1日 ~ 3日 | お店に依頼 できるかも |
塗装による リムの凹凸 | ホイールから タイヤを外して リムを平滑化 | 3日 | 自分で削る 着脱でお店 を往復する 必要あり | ||
タイヤ脱着 時のリム傷 | |||||
低 | パンク | パンク修理 | 2千円 | 1日 | パンク修理 キット |
バルブコア の緩み | バルブコア 増し締め | 0円 | 1日 | 虫回しが 必要 | |
エアゲージ 故障 | 電池交換または 別のエアゲージ で計測 | 0円~ 100円 | 1日 | 多分壊れて ない |
今後の対応
それを踏まえて僕のこれからの行動です
簡単にできる所から確認して行こうと思います
とりあえず
1.エアゲージが故障していないか確認
2.バルブコアを増し締めして、翌日確認する
3.石鹼水を用意して、空気漏れ箇所を特定する
(必要に応じてリアタイヤをバイクから外す)
4.空気漏れの箇所に応じて対処する
1.エアゲージの確認
エアゲージはなんだかんだで3つ持ってます
どれで測っても数値は同じくらいでした
2.バルブコアの確認
バルブコアを増し締めして、エアーを入れて
翌日確認すると
→漏れてる
バルブコアを予備と交換して、エアーを入れて
翌日確認すると
→漏れてる
バルブコアは問題ないかな

まさか!?
今度はちょっと面倒な石鹸水を作って、エアバルブ
やリム回りにスプレーで吹き付けて泡ブクが出るか
確認しようと思います
ホイールを付けたままか、外してからかと悩みながら
ブログの写真を見返していたら、気になる物が
出てきました。
元々3記事目に使う予定だった画像です

ゲイルスピードエアバルブの取説はコチラ

■取付方法
ゴムブッシュの段の低い方をバルブ側にして
バルブに取り付けます
ホイールにバルブを差し込み、段付きナットの
段側をホイール側にしてナットを締め付けます
そう正しくはこの順番で組付けます

いやー原因これでしょ(≧▽≦)
エアバルブ再取り付け事前チェック
脊髄反射で行動する前に一旦考えます
フロントタイヤ作業
01.左右キャリパーを外す
02.フロントアクスルのナットを外す
03.アクスルボルトを緩める
04.フロントアクスルシャフトを抜く
05.万力に挟んでビードを落とす
06.片方のビードをホイールから外す
07.エアバルブを外す
08.エアバルブを取り付ける
09.片方のビードをホイールに入れる
10.ビードを上げる
11.フロントアクスルシャフトを入れる
12.アクスルボルトを締める
13.アクスルナットを締める
14..左右キャリパーを取り付ける
ダラダラやっていたら1日かかるかも
リアタイヤ作業
01.リアインナーフェンダーを外す
02.左右のチェーンアジャスターを緩める
03.リアアクスルナットを外す
04.リアアクスルシャフトを抜く
05.Gクランプでビードを落とす
06.片方のビードをホイールから外す
07.エアバルブを外す
08.エアバルブを取り付ける
09.片方のビードをホイールに入れる
10.ビードを上げる
11.リアアクスルシャフトを入れる
12.左右のチェーンアジャスターを調整する
13.リアアクスルナットを締める
14.リアインナーフェンダーを付ける
作業が終わる頃には、きっと腰が
痛くなっているでしょうorz
ビード上げの不安
ビード落としはやった事ありますが
ビード上げはやった事がありません
どうやって上げるか
1.自転車の空気入れ
2.ガソリンスタンドで空気入れを借りる
3.バイク用品店でビードを上げてもらう
4.エアコンプレッサーを手に入れる
5.スピードスターに持って行く
6.メカさん所に持って行く
まずは僕ができそうな自転車の空気入れだけど
今ある手押しでなく、足踏み式のが良いかな
コンプレッサーがあれば楽だけど、空気を入れる
為だけにコンプレッサーを手配するのはコスパが悪い
レンタルとかあるのかな
最終的にできなくても、どれかをやれば
なんとかなるさー
コンプレッサー手配
知り合いに相談したら、しばらく使わない
コンプレッサーを借りる事が出来ました(^^)

エアタイヤゲージはアストロプロダクツで
買って来ました
エアゲージの精度は良くないけど、エア入れられて
ビードが上がりさえすれば良いのです

ホースとエアガンは借り物
エアガンは今回は使わないけど、あったら便利そうだし
他のエアツールも使ってみたいなぁ

ビード上げの目処も経ちました\(^o^)/
ゴムブッシュ手配
金属のエアバルブ本体やナットは再使用が可能と
思われるが、ゴムブッシュは変形している事が予想
されるのでリペア部品を準備しました
エアバルブ再取り付け作業
フロントタイヤ
前回作業の復習です
フロントスタンドを普段より高く設定し
フロントを上げます
事前に想定していた作業01~04を行います

フロントタイヤを取り外しました
エアバルブをよく観察してみます

光の加減でゴムブッシュが有る様に見えるけど
実際には見えません

キャップとバルブコアを外して、空気を抜きます

作業05.万力に挟んでビードを落とす
1年前くらいにやった万力ビード落としですが
なぜか落ちない

ホイールにキズが付かない様に気を付けながら
挟むけどやはりビードが落ちない…( ;∀;)

Gクランプも引っ張りだしてタイヤをはさみますが
押し込む部分が短くてやはり落ちない
この前はどうやったんだっけ?

こうなったらタイヤレバーも投入します
ホイールに多少のキズが付いても、ビードを
落とさない事には作業が進みません

それでもなるべくキズを減らしたいので
リムガードも使って、タイヤレバーでビードを
グググッと押し込みます

ようやくビードが落ちました
キズはついてしまいましたが、内側なのでまだ
我慢できるでしょと自分に言い聞かせました(/o\)

もしかしたら片側のビードを落とせば、エアバルブに
アクセスできるかなぁと思いましたが無理でした
反対側のビードも落としました

作業06.片方のビードをホイールから外す
エアバルブにアクセスできます
段付きナットを外す

作業07.エアバルブを外す
外れません。なぜか?ゴムブッシュをホイール側
から入れてるから(≧▽≦)ココガゲンインデス

ゴムブッシュの比較しました。左が新品です
右が使っていた物、変なヘコミというか癖が
ついてました
エア漏れはコリゴリなので新品に交換です

ゴムブッシュの段の低い方をバルブ側にして
エアバルブに取り付けます

作業08.エアバルブを取り付ける
ホイールにエアバルブ取り付けます
正しく取り付ければホイールとエアバルブの間に
ゴムブッシュが見えますね
段付きナットの段側をホイール側にしてナットを
締め付けます

作業09.片方のビードをホイールに入れる
外したビードをホイールに入れます
ビードクリームを用意してなかったのと
タイヤレバーは3本ありますが(1本は短め)
もう1本長めのものがあると良かったです
ビードキーパーも欲しいし、できるなら
タイヤチェンジャーが欲しい(ヤリスギ)

作業10.ビードを上げる
いよいよ初めてのコンプレッサーによるビード上げです
バルブコアは付けてません
「プシューーーーーパンッ、パンッ」
とあっさりできました

エアゲージのチャックを外すと、すぐにエアが
抜けてしまいます
今度はバルブコアを付けてエアを入れます

フロントタイヤの指定空気圧(250kPa)入れて
翌日確認します

大丈夫だとは思いつつ、エア漏れがあったら
またタイヤを外さないといけないので、キャリパー
や指定トルクによる締め付けは行わずに
アクスルシャフトを通しただけの状態でエアチェック
全然抜けてません(≧▽≦)ヤッタネ

作業11~14を行います
右キャリパーを取り付けて

左キャリパーも取り付け

アクスルシャフトボルトを締めて
右アクスルホルダーボルトを締めて
フロントスタンドを外してユサユサしてから
左アクスルホルダーボルトを締めて完了です

タイヤレバー色々
僕が使用しているタイヤレバーはDRCと
アストロプロダクツとトレックフィールドです
トレックフィールドはオフ車用、携帯性に優れている
のですがオンロードチューブレスタイヤにはちょっと
短くて使い辛かったです
アストロとDRCは同じ様な値段、サイズですが
アストロだと入って行かない隙間でもDRCだと
入っていくとか、逆にアストロのが使いやすい
所もありました。
たぶん先端のスプーンの厚みや角度の違いが
差になったのかと思います( ゚Д゚)
タイヤレバーで調べるとTSKのタイヤレバーがとても
使いやすいようで、もう1本買うならTSKにしようと
思っています!
(もうタイヤ交換したくないけど(^▽^;)
リアタイヤ
日を改めてリアタイヤのゴムブッシュの交換です
リアタイヤ作業01~04を行って
バイクからリアタイヤを外しました

エアバルブを確認します
ゴムブッシュの入れ方が間違っているとこうなります

作業05.Gクランプでビードを落とす
フロントタイヤの作業を踏まえてリアタイヤの
ビード落としを脳内でシミュレーション
していたけど、いざ実践となると上手く行かず困った
Gクランプは締め込める距離が短いとか
クサビ状のものを叩き込んだりしたが
ビードはかなり強固にハマっている
「ビードブレーカー買うか」と
「お店に持って行くか」を何度思った事か…
しかし最終的には
・作業台毎Gクランプで挟む
・Gクランプ2つ使用して、3段階で押し込む

・タイヤレバーでビードを押し込む
・ビードが落ちる
でした。上記の手順でもう片方のビードも落とせました

作業06.片方のビードをホイールから外す
左右のビードが落ちたら、片側のビードをめくって
ホイールから外します

作業07.エアバルブを外す
エアバルブにアクセスできます
段付きナットを外すと

ゴムブッシュが見えました
フロントと違いあきらかに壊れている

間違った取り付けをした為、1/4程度ゴムが切れてました
これでは空気が漏れるのも無理はありませんね

作業08.エアバルブを取り付ける
ゴムブッシュを正しく装着して、ホイールに取り付け
外から見てもゴムブッシュが分かります

作業09.片方のビードをホイールに入れる
めくった片側のビードをホイールにハメるのですが
フロントタイヤの時はビードクリーム無しで
作業したら大変だったので、リアタイヤの時は
用意しようと思っていたのに、買い忘れてました
「今から買いに行くか」と「タイヤ交換の大変さは
分かったので、もうやらない!という事は
ビードクリーム買っても今後も使わない」
が交錯して何か替わりになるものは無いかと調べると
代用品 | 所持 | 懸念事項 |
---|---|---|
石鹸水 | 有る | 乾燥が早い? |
シリコンスプレー | 有る | タイヤに悪影響あるかも |
タイヤワックス | 無い | ー |
ワセリン | 無い | ー |
石鹸水でやってみる事にしました
目分量で、水:ママレモン=100:1
の石鹸水を作りました

ビードとホイールリムに噴霧して、作業開始します

1%の石鹸水は思った以上にヌルヌルで、あっさりと
ビードはハマりました

作業10.ビードを上げる
ビードを上げる前の左右リムの状態です

バルブコアはまだ入れずに
コンプレッサーでエアを注入!
パンッパンッ

どちらもビードが上がりました

エアゲージを外すと空気が抜けるので
今度はバルブコアを入れてから

指定空気圧まで入れました

1日経って再度チェックしました
エアゲージをあてる角度が悪く何度が
プシュプシュとエアが抜けてしまいいました…
それを加味すれば問題ない空気圧です
これでエア漏れ対応はバッチリです!

外したリアタイヤを取り付けなければ~
とリアキャリパーのブラケットが汚れているのを
見てしまったので掃除ルートへ脱線

残りの石鹸水も使いつつ
綺麗になりましたー

作業11~14
チェーンアジャスターを合わせてアクスルシャフトを
入れて締めます

この後リアキャリパーとリアインナーフェンダーを
付けて本当に終わり~腰は何とかもちました
今回使った道具ランダムピックアップ
○ミニバルブドライバー
僕が調べた中で一番安かったヤツ
単品だと送料のが高くなりそうなので
何かのついでとか、店舗に行った時にどうぞ
○エアタイヤゲージ
アストロプロダクツで安いヤツを選んだ
目盛り間隔が20kPaと広めだけど、計測用は
別途あるので、空気が入れられれば良しとした
もっと安いタイヤチャックという商品もあったけど
エアを止める弁が無いタイプだったので止めました
○ゲイルスピード エアバルブ用 ゴムブッシュ
リペア部品があって助かりました
今後もタイヤ交換のタイミングとかでゴムブッシュ
は変えて行こうかと思っています
○ママレモン
多少の油汚れならママレモンで落ちるかな
それでもだめなら花咲かGマルチクリーナー
中性洗剤でレモンの香りが良い最初の一手目です
○デジタルタイヤゲージ
目盛りの細かいタイヤゲージが読みにくくなってきました
デジタルで見やすいし、バックライトで光る!
計る時に、エアバルブに押し付けるのがシビアだけど
まとめ
エアバルブの取り付け順序ミスで、この様な事態に
なってしまいました
事故や遠出した時でなくて良かったです
エアバルブを含めて、部品を取り付け時は
マニュアルをしっかり確認しようと思います
以上参考になればうれしいです
記事のコメントや
X(旧ツイッター)のDMで
ひと言やアドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです(^^
ご精読ありがとうございました
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