おバイクの作法[工具編2]

オートバイ

こんにちはHSK-WORKSのWORKERです。
前回の工具編1で先輩の忠告を受けて、「工具セットは買わずに必要になった物を購入する」お作法を実践し、今に至る僕のそのあとに追加された工具を紹介したいと思います。

お作法 専用工具には理由がある

電工ペンチ

外装が外せるようになって、僕がいじり始めたのが電装系でした。と言っても小学校や、中学校で豆電球の実験や、半田ごてでラジオを作る授業なんかの延長線上のなんとなくの知識と右手にカッターと左手にビニールテープを持ち、配線を剥いでは繋いで、ノーマルのウインカーから、社外品のウインカーに交換したり、クリアウインカーに交換した時は、後付けの青いスモール電球を入れたりしてました。その過程で、配線を剥ぐときはカッターを軽く当て、配線をねじって回転させ、絶妙な力加減でゴム被膜だけをカットしていました。もちろん加減を誤り、金属線まで切ってしまいことも多々ありました。そんな時知ったのが電工ペンチでした。使用している線の太さにあった穴に合わせるだけで、綺麗にゴム被膜を取り除くことができます。今まで鍛えた絶妙な力加減はなんだったのか・・・。
さらに切った配線にキボシ端子を付ける際にも先端部分でカシメができます。ペンチなんかでつぶすよりもしっかりカシメられます。

キャリパーピストン脱着ツール

※ブレーキ周りはバイクの操作に大きく影響するので、整備する際は十分注意してください。
僕も本格的にブレーキ周りはいじりませんが、掃除はしました。ブレーキダストで汚れているよりは、綺麗になっていると気分もいいですし。
キャリパー本体はお湯と洗剤と第二の人生を歩んでいる歯ブラシを使って汚れを落としますが、内側のピストンの周りにも汚れがついていますが、見える部分は掃除できても、歯ブラシが届かない部分は掃除できません。ラジオペンチなどで直接ピストンをつかむのは傷が付きそうですし、ウエスを使って挟んでみてもうまく動かす事ができませんでした。そんな時見つけたのがキャリパーのピストンを掴む事だけに特化したツール「キャリパーピストン脱着ツール」これを使用することで、傷を付けづにピストンを動かす事ができ、裏側になっている部分を表に引きずり出し、綺麗にしてやりましたよ。


専用品には専用品である利点があります。作業でのコストパフォーマンスが自分に合うようならば専用品の購入も検討しても良いですね。コストパフォーマンスが合わない場合はバイク屋さんにお願いするも手です、(専用ツールの購入代金+作業の手間)>工賃の場合はお願いしちゃいましょう。
ということで、今回はここまでです、ご精読ありがとうございました。
WORKERでしたー。

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