HSK-WORKSです
ついでから広がる作業~
お作法「硬化した部品が元々そういう部品に見えた」
【スクリーン】VTR1000SP1【クリーンアップ】
意図せず外したスクリーンは
サーキットへの道で意図せず外す事になったスクリーン
普段見える所はやわらかい布で拭いていましたが
見えない所には汚れが溜まっていましたね
ウェルナットの硬化
スクリーンはウェルナットを使ってアッパーカウルに
固定されます
ウェルナットは以下の図のようにボルトを締めると
ゴム部分がつぶされて固定されるものです

外したスクリーンのウェルナットは既に弾性が
無くなり戻る事無く固まっていました…
最初見た時はアレ?こんな形の部品見た事無いなぁ
凝った作りだなぁと思っていました(^▽^;)

パーツリストを調べたら普通のウェルナットで
硬化している事を理解しました
本来ならスポッと抜ける物ですが硬化により
中々取れませんでした(^-^;
ちなみにこの状態はウエルナットを締め込みすぎ
だそうです、気を付けます
スクリーンクリーンアップ
外したスクリーンには小さなキズもあったので
液体コンパウンドで丁寧に磨きました
ウェルナットはもちろん新品にしてゴムワッシャーも
新品にしようと思いました
ゴムワッシャーを探していた時にちょっと気になる
物を見つけました
その名も「ウレタンワッシャー」

商品説明には
「透明で軟質なウレタンワッシャーです。ガラスや
アクリルなどを締め付ける時のキズ・割れを防止します。
振動や音を伝えにくくし、ネジの緩み止めに最適です。」
との事なのでゴムワッシャーの代わりなりそうなので
使ってみます

これまでの構成
・ボルト
・ポリカワッシャー(透明だった物)
・ゴムワッシャー(ヘタって薄くなってた)
・ウェルナット(硬化して元に戻らない)
これからの構成
・ボルト
・金属ワッシャー
・ウレタンワッシャー
・ウェルナット

僕はスクリーン下の1/3くらいの所にカーボンシール
を貼っています
当時はカーボントリムスクリーンなんて無かったよ
これにはちゃんと訳があるのです!

VTR1000SP1のスクリーンが無い状態です
通常のスクリーンであれば下の見た目のままです
僕としては前から見た時にメーターが見えるのが
どうも気に入らないのですよ
なのでカーボンシールを貼ったスクリーンを
付けると…

こうなります!
メーターの部分が隠れて僕的には満足なのです
(確証は無いですがメーター上部の溶け?
防止になっているかも)

そして最後に命を吹き込みます

コレはご神体リスペクトです\(^o^)/

硬化していたがゆえに
僕のVTR1000SP1はお面を付けています
スクリーンを固定するボルトの前2つはお面と
共締めです
縮んだ状態で硬化したウェルナットなら
スクリーンボルトが届いていましたが
ウェルナットを新品に交換したことで
ナットに届かなくなってしまいました…

なので純正のM5ボタンボルト15㎜より
5㎜長いものを2個使用しました
まとめ
スクリーンは十数年ぶりに外しました
気づかなかった劣化部品も交換できたので良かった
大きなキズや割れは無いのでまだまだ使いたいと
思います
以上参考になればうれしいです
記事のコメントやX(旧ツイッター)のDMで
ひと言やアドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです
ご精読いただき、ありがとうございました
コメント