おバイクの作法[VTR1000SP1 AZバッテリー リチウムイオンPRO]

VTR1000SP1
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HSK-WORKSです
VTRのバッテリーを交換しました

お作法「VTRSPはバッテリーが弱いと不具合でがち」

【交換】VTRSP1 AZバッテリー リチウムイオンPRO

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VTR1000SP1の不調は突然に・・・

首都高を走っていたら
急にアクセルのレスポンスが悪くなった
ガス欠みたいな症状だがガソリンは
事前に給油済み

あーなんかエンジン止まりそうだなぁ
いやだなぁ~やだなぁと思いながら
止まった時を考えて左車線を走行する

近い出口を確認するとすぐそこが出口だった
不幸中の幸いだと思っていると
渋滞で完全停止を余儀なくされた
いやだなぁ~やだなぁと走りだそうとすると
エンジンストール!
うれしくない予感的中
決してクラッチ操作が雑だったとかでは
無かったです

安全確保の為すぐさま左に寄せる
セルボタンを押すとセルは回るが
エンジンかからず
キルスイッチをON/OFFしてセルを押すが
エンジンかからず
キーをOFF/ONしてセルを押すと
エンジンかかった!
ここまで体感で0.05秒!
止まるなよーと祈りつつ出口へ・・・
何とか出口から降りれました

キーOFFまでの出来事がドラレコに
残っていたので動画にしました
お時間あれば見てくださ(/ω\)


次は自宅までの15kmをエンジンが止まらずに
帰れるかチャレンジ開始
まぁ一般道なら押して帰る事ができる
と最悪を想定しておく

やはりアクセルのレスポンスが悪い
普段目に入らない電圧計(下画像の赤枠)
を見ると数字が頻繁に上下
(12.8V~14.2V)している
普段は安定していて気にならないのに~
やばいよやばいよぉ( ;∀;)


何とかエンジン止まらずに自宅に到着
ひと安心です

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VTR1000SP1の不調の原因は?

さて原因を探りましょう
まずは起こった事を考えると・・・
・エンジンが止まった
・ガス欠に似た症状だった
・マフラーからケムリ出た
・電圧計が上下していた
・キルスイッチOFF/ONは復帰せず
・キーOFF/ONで復帰した
やはり電気系かなぁ
そういえば過去にもVTRSP1はバッテリーが
弱ってくると調子悪くなる事があった

過去の出来事

あれはまだパワコマがⅡだった時の出来事
バッテリー維持のため近所を走ったが
VTRSP1の調子が悪く楽しく乗れなかったので
ガススタで満タンにして帰ろうとしました

ガススタ到着
エンジン停止
給油
セル回る
エンジン・・・かからないΣ(゚Д゚)

キルスイッチ確認
キー確認
スタンド確認
チョークレバー確認
セル回る
エンジン・・・動かない

VTRSP1をガススタの隅に移動し考える
何となくリアのフタを開けパワコマⅡの
アース部分を触る・・・エンジン始動!
しかしガススタからすぐの所で再度停止し
それ以降エンジンはかからず
家まで押して帰りました
※当時パワコマⅡのアースを
 マニュアル通りにすると接触不良で
 走行できなくなる事例があった


結局パワコマⅡを外したら
始動できるようになったので
コレが原因と判断していた

今思えば原因はパワコマⅡではなく
バッテリーだったのではと思うが
すでにパワコマⅡは廃棄しているので
確認はできません・・・申し訳ないです

またマフラーからケムリが出たのも
電力不足でMapがおかしくなったのかなぁ
まずは簡単に着手出来る所から
手を付けていきましょう

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VTR1000SP1の不調対応

バッテリーチェック

バッテリーカバーの上に前回の交換した日を
貼っておいたので確認します

画像では見にくいですが
「2018年11月11日」
約5年経ってますね・・・
このバッテリーはAZのリチウムイオン
バッテリーでバッテリーチェッカーが
ついていますがチェックの結果は
「まだまだいけるよ!」のFULL
FULLは100%~51%の状態です

でしたがリチウムイオンは突然逝く事があるのと
FULLとは言えギリギリの51%かもしれないので
新しいバッテリーに交換する事に決めました

バッテリー購入

いままで使用していたAZのリチウムイオン
バッテリーは5年持ったし専用の充電器もあるので
次のバッテリーもAZにしようと思いました

VTRSP標準バッテリー「YTZ14S」の互換品だと
「ITZ14S-FP」になります
互換品なので純正バッテリーよりサイズが
若干小さくなり調整用の部品を取り付けて
使用します

ちょっと調べてみました
消費電力で比べると鉛バッテリーより少ないです

型式メモ最大外径寸法
L×W×H(mm)
消費電力
(Wh)
希望小売価格
(Webike調べ)
YTZ14S標準バッテリー
GSユアサ
152×88×112134.4※オープン価格
(¥18,705)
ITZ14S-FP今まで
使っていたヤツ
150×87×9354.0¥39,800
(¥35,418)
ITL9-FPサイズ的に
入りそうな
PRO仕様
150×87×10596.0¥87,800
(¥74,950)
※12V×11.2Ah

しかし

AZリチウムイオンバッテリーは
リン酸鉄リチウム正極活物質を使用したことにより
エネルギー密度は従来(鉛)バッテリーの3倍となる

https://okadabattery.jp/az/product/lithium/

らしいですよ
54Whが3倍の162Whになる訳では
無いでしょうし詳しい原理はわかりませんが
実際にこの5年間使えていたので
そういう事だと思います(^^;

あと同じAZリチウムイオンバッテリーでも
PROという商品を発見しました
消費電力が1.7倍で値段は2.2倍の
PRO仕様の「ITL9-FP」!
サイズ的にもちょっと小さいだけ
なので装着は可能と判断しました

問題は2.2倍の値段だけかな(ー ー;
定価で約9万ってひと昔前なら
原付が買えた値段だよぉぉ・・
各通販サイトを色々見回っていると
ITL9-FPが約6割引きの53,980円で
販売している所を発見!購入しました

ちなみにココで購入しました
(現在はこの価格ではないようですゴメンナサイ)


バッテリー取付

購入したAZバッテリー
リチウムイオンPROのITL9-FPです
箱の上から


箱の正面から


背面の説明書き


バッテリー本体の正面


バッテリー上です
TESTボタンとインジケーターがあります
しかしVTRSPはバッテリーを取り付けると
このボタンを押す事もインジケーターを
確認する事もできません・・・
それもあって僕は電圧計を付けています


取り付けの調整部品は6個入ってました
これらを使っていい感じに固定します


ドラレコとパワコマと充電用コードなどがあり
バッテリーのターミナルが混雑してます

マイナス側はターミナルから短い太めの配線を
出してその先でまとめる事にしました
フタには新しい日付のタグを付けて
取付終了です

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まとめ

取り付け後は問題なくエンジンがかかりました!
セルモーターもいつもより元気よく回ります
(交換直後だから当たり前か(〇▼〇))
やはりバッテリーが寿命だったと思われます
あとはこの高価なバッテリーがどれだけ
持つかです
乗らない時は専用充電器につないでいるので
最低でも5年は持って欲しいなぁ

以上参考になればうれしいです
またコメントやツイッターのDMで
アドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです(^^

ご精読ありがとうございました
ワーカーでしたー

書いた人
HSK-WORKS

バイクを楽しもう!
所有:VTR1000SP1、SL230
出没:首都高、箱根方面
車種問わずカスタム情報好き~
3Dプリンターでバイクに使える便利なものを作れないか勉強中

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コメント

  1. 谷岡智貴 より:

    はじめまして、私のSP1もパワコマ5搭載後、同じ症状が出ます。発生後はマップもゼロマップに戻っている様子です。表向きはゼロマップではないのですが、、。炎天下の日は頻繁に症状が出ます。私も対策を考えているところです。知人のSP1乗りが過去の掲示板サイトでメインハーネスの割り込みコネクターの接触がよくないと情報があったそうですが信憑性は何ともです。コネクターに断熱材巻きましたが変化なしでした。ハーネス直付けも二の足踏んでしまいます。解決策わかったらぜひアップお願いします。

    • HSK-WORKS worker より:

      はじめまして谷岡様
      コメントありがとうございます。

      【結論】
      バッテリーをチェックして
      12.6V以上あるか確認するのはいかがでしょうか?

      【考察】
      パワコマのコネクタ接触不良の可能性があるのは知りませんでした。
      情報ありがとうございます。
      コネクターに対策されているとの事なので接触不良は無いですよね。

      僕の場合はバッテリーを交換したら失火の症状は出なくなったので、解決策は「バッテリー交換」でした。
      パワコマ5ならアースはバッテリーのマイナスに接続するので、パワコマ2の様にアース不良は該当しませんね。

      既にチェック済みでしたら申し訳ないですが、バッテリーの電圧はどれくらいですか?
      僕が今までに収集したVTR情報の中に以下の書き込みを見つけました(一部割愛、意訳してます)。
      「当時ホンダのエンジン制御?に使われているPGMは電気の要求量が大きく、電圧低下(12.6V以下)
       に対して敏感に反応しPGMがミスロードを起す確率が高くなり高回転域でのパワーダウンやミスファイヤ
       失火が起こる」
      僕の体験では12.0Vでもセルは回るしエンジンもギリギリかかったと思います。

      ですので以下の様に推測します。
      ・VTRはもともと電気の要求量が高い(12.6V以上)
      ・パワコマ搭載による電気使用量UP
      ・炎天下の日はラジエーターファンが回って電気使用量UP
      ・12.6Vを下回って不調になる

      以上です

      • 谷岡智貴 より:

        返信ありがとうございます。バッテリーも良い状態ではないと思います。リチュウム系に交換して試してみます。PGMの制御は本来の力が出ていたかは不明ですが、発電機が故障し息も絶え絶え走行した実体験から6Vまで不調感なく走行できました。その後はレッカーです(笑)これはパワコマ入れる前の話です。また経過報告させていただきます。ありがとうございました。

        • HSK-WORKS worker より:

          こんにちは
          レッカーされていくバイクを見送るのは寂しいですよね
          そしてどうやって帰ろうか・・・僕も何度かあります。
          バッテリー交換だけで良くなる事を祈っております。

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