おバイクの作法[ブレーキキャリパー掃除]

VTR1000SP1

こんにちは~HSK-WORKSのワーカーです。
なかなか出歩けないこの頃ですが
こんな時は整備したらいいんじゃないか~

お作法「最後にこよりをちょこっと」

ブレーキをかけるということ

ブレーキレバーを引くとキャリパーピストンが出てきて
ブレーキパッドが押されブレーキディスクを挟んで
タイヤが路面と摩擦することで制動力が生まれます。
その時パッドなり、ディスクなりタイヤが削れます。
キャリパーにはブレーキダストとして堆積します。
放っておくとキャリパーピストンにこびりついて
動きを悪くするので定期的に綺麗にしたいですね。

今回使用した工具
・六角レンチ(6㎜と5㎜)
・なき止めグリス
・シリコングリス

フロントブレーキキャリパ

制動のメインであるフロントブレーキ
を見てみましょう。
パッドに汚れが付いていて
キャリパー本体も黒ずみがあります・・・

掃除していきます。
まずはキャリパーピンを緩めます。
キャリパーピン、パッド、パッドスプリング
が外せます。

次にキャリパーマウントボルトを外します。
先にこちらを外してしまうとキャリパーピンを
緩め辛くなります。

取れました。
ピストンの淵にも汚れがたくさん・・・

左右でピストンの出てる量が違う・・・

ブレーキホースは付けたまま
無理にひねらないように注意しながら全体を
使い終わった歯ブラシで根気よくこすります。
バケツは適当な台の上に乗っかていて
キャリパーがバケツの水につかるようにしています。

洗剤は数年前に購入した花咲かGとういう商品
薄めて使うものでブレーキダストもそれなりに落ちます。

最初は洗剤を直接キャリパーにかけてから
こすっていたのですがドンドン流れてしまい・・・
ちょうど100均で買った折りたたむシリコンコップ
があったのでそこに洗剤を入れて歯ブラシに付けながら
磨きました。

ピストンはもみ出ししなくても軽く
押し込めたので車検をお願いしている
メカさんには感謝です(・人・)
ピストンの周りにはシリコングリスを薄く塗り
一度押し込んで余分なグリスを拭きとりました。
パッドの裏にはなき止めグリスをこちらも薄く
塗りました。

一通り磨き終わってもとに戻しました。
こすっても取れなかった汚れもありましたが
全体的に綺麗になって気分も良いです(^^

NISSINも輝いています!

リアブレーキキャリパ

リアのキャリパーも同じ要領で掃除しました。

これはフルードの交換をしている訳ではありません。
どんなにエア抜きしてもいつの間にかたまっているエア・・・
たまにほんのちょっとでいいのでブリーダーから
フルードを抜くと同時にエアも抜けて
タッチが良くなりますよ

ブリーダーボルトにはシリコンホースを繋いで
反対側はペットボトルのキャップに穴を開けて
差し込んであります。

これが最後のこよりです!
どうするかというと・・・

ブリーダーにつっこみます!

これで残フルードもなくなります。
残フルードがあると
万一キャップが外れたら
飛び散ってカウルを痛めるかもしれませんからー

乗らずに磨いてばかりですが
綺麗なバイクは気持ちいぃぃです。

以上参考になったらうれしいです。ご精読ありがとうございました。
ワーカーでしたー。

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