HSK-WORKSです
前回のオンロード用スペアホイール作業
の続きです
お作法「キレイなスポーク永遠なれ」
【スポーク・ハブ】SL230【ピカピカ】
スペアホイールの塗装
塗装が上手く行かず心が折れそうになっていましたが
何とか思い返して作業を再開しました
全部リペイント
結局フロントリア共にリムもハブも全部
リペイントしました・・・
クリア塗装後に液体コンパウンドで磨いても
くすんでしまうので
いっそ磨かずにクリアの時点でツヤツヤにして
磨かない事にしました
スキルが足りないのかスプレーだとどうしても
吹き終わりが曇ってしまうので
「そうか!ならば筆塗りだ!」
スペシャルベアリング!?
某オークションサイトをいつも通り巡回して
いたら気になるものがありました
純正のベアリングでも良かったのですが
より良さそうなものがあったら試してみたく
なりますよねー
今塗っているホイールはオンロード用なので
LowFrictionを選択しました
どんな感じになるのかなぁ
ただ残念ながらこのベアリングはオークションサイト
での販売は終了したそうです(゚Д゚;)
純正スポーク購入
純正スポークはあるのか調べました
パーツ名 | パーツNO | 単価 (当時価格) | 必要数 | 合計 |
---|---|---|---|---|
フロント スポークセット | 06440-KCZ-940 | 363 (205) | 36 | 13,068 |
リア(アウトサイド) スポークセットA | 06420-KFB-000 | 363 (205) | 16 | 5,808 |
リア(インサイド) スポークセットB | 06421-KFB-000 | 363 (205) | 16 | 5,808 |
前後共値上がりはしていますが購入できそうです
リアのチューブレススポークは特殊なのか
「メーカー在庫あり無くなり次第廃盤
ゴソウダン パーツ」となってました(゚д゚)!
今回交換したら僕が乗っている間は大丈夫かな
購入したスポークを全て開封して
・フロントスポークとニップル
・リアスポークAとニップル
・リアスポークBとニップル
の三つに分けておきました
スポークはステンレス
も良いんじゃよ
なるほど~
オフロード用のホイールをリフレッシュする時は
フロントスポークはステンレスにしてみようかな
~~~スポンサーリンク~~~
ベアリング取付とスポーク組
ベアリングの取付はディスタンスカラーとの
微妙な力加減が重要だと聞いていたのでメカさんに
お願いしました
スポークの組付けは作業している所を見せて欲しいと
お願いしました
早速お邪魔するとすでにベアリングは取付済みで
リアのスポークを組んでいる所でした
通常のスポークはハブ側にスポークを通してリム側にある
ニップルで調整するのですが
チューブレスのリヤは逆でリム側にスポークを通して
ハブ側で調性するそうです
普通スポークなら簡単だがコレは初めてやるので
まだ勝手がわからんと言ってました(^^;
通常スポークを組む時はスポークを外す前に
各所を計測しておく必要があり
計測しないと元の様に組めないそうです
今回は僕がサービスマニュアルを持っていて
かつ記載があったので組むことが出来たそうです
サービスマニュアルはオークションとかでたまに
出てますが割といい値段まで上がります
SL230のサービスマニュアルより
フロントのハブとリムの距離は「23.3±1㎜」
リムの振れ:縦方向2.0㎜ 横方向2.0㎜
リアのハブとリムの距離「22.5±1㎜」
リムの振れ:縦方向2.0㎜ 横方向2.0㎜
この数字内になるように
アッチを締め計って合わせ
コッチを測るとずれているから締め
ソッチを測るとずれているから緩め
一向に基準値内に収まらない・・・
気分転換にフロントをやる!
と言うので見ているとフロントはあっという間に
終わりました
こういうのはさんざんやっておるからの!
組んでいる最中にニップルとリムが擦れると塗料が
パラパラ取れるから気を使ったと言われました
面倒な作業をお願いして申し訳ありません(/o\)
そして再度リアのスポーク組に取り掛かりました
下写真の様にダイヤルゲージで振れを見ながら
差金をブレーキディスクのネジ部分に当て
リムからの距離が22.5㎜になるようにします
よく見るホイールバランサーはホイールが垂直に
なっていると思いますがメカさん曰く
普通のも使ったが
コレが一番よかったんじゃよ
確かに今は使われなくなったであろうホイールバランサー
が2つほど畳まれた状態で隅の方にしまわれていました…
リアもコツをつかんだようで少ししたら完成しました
最後にグリスを詰めてダストシールを入れたら
ベアリング取付とスポーク組の完了です
~~~スポンサーリンク~~~
ブレーキディスク取付
フロントブレーキディスク
部品が準備できた物から取り付けていきます
ハブはヒビに汚れが付いて気持ち悪かった所が
ぬらぬらになりました
純正フロントブレーキディスクがあまりにも
高いのでもう一回だけコレを買ってみました
取り付けは問題なく付きました
取り付けボルトは指定トルクの20Nmで締めこみ
プラスチックのハブカバーは取付できませんが
ハブがぬらぬらなので問題なし
新品のブレーキディスクはキレイですねー
リアブレーキディスク
次はリアホイールにリアディスクを取り付けます
リアディスクは以前購入したジグラムローターを
オンロードホイールに再利用です
エアバルブ
エアバルブは金属を使おうと思っていました
エアバルブの取り付けられる幅が狭いと感じたので
用品店にあるエアバルブの中で取り付け部が小さい
ゲイルスピード黒のエアバルブを選択しました
(スポーク組の時に付けてもらいました)
ちょっと斜めがいいんじゃよー
~~~スポンサーリンク~~~
タイヤ装着
タイヤの装着は手組みしたら絶対リム周辺の塗装を
はがす自信があったのでいつものスピードスターさん
にお願いしました
今回はホイール持ち込みでタイヤ交換
してもらいました
元々ついていたタイヤは廃棄してもらいます
タイヤは以前も履いていたIRCのGP-210
オフロードバイク用のオンロードタイヤです
万一タイヤの組付けで塗装が剥がれても
コチラからはクレームを入れない
タイヤのバランスはウエイトを貼り付けると
剥がす時に塗装もはがれそうなので
バランスはとらなくて良いの2点を伝えると
この日は30分くらいで完了しました
~~~スポンサーリンク~~~
スプロケット装着
自宅に持ち帰りリアタイヤにスプロケットを
装着します
スプロケを外す際にテーパー六角ボルトをなめて
しまいました幸い外せたので大事にはなりません
でしたが替わりのボルトが必要です
純正部品はたとえボルトであってもすごい値上がりで
ホンダ車に合うコレを購入しました
ただナットは純正よりも小さくなっていますので
注意してください?
購入したホイールについていたスプロケが
まだ使えそうなので磨いて再利用します
とりあえず純正後期の39丁のスプロケです
~~~スポンサーリンク~~~
タイヤ交換
スペアタイヤを作る時点で妄想していた
タイヤラックです
最初は上下で4本のタイヤを収納できるような
手書きの設計図を書いて父に作成を依頼しました
しかし置き場所の関係で1段組になりましたが
使用しないタイヤはココで待機です
ブレーキディスクはホイール毎にあるので
ブレーキパッドもそれぞれ用意しました
コスト重視でこのパッドを試してみます
裏書はこんな感じ
おまじないでパッドの角は落とします
ではフロントから交換します
以前購入したオフロードスタンドを使っていますが
タイヤ交換はビールケースが良かったです
なぜかというとフロントタイヤを外すと
重量バランスが変わってリア側に傾きます
するとフロントタイヤを付ける時に難儀します(^^;
サクッとフロントタイヤを外して
オンとオフの競演です
取り付けだーとキャリパーを見た時
見てしまった・・・汚れを
キャリパー掃除フラグを立ててしまった
ママレモンと歯ブラシで掃除しました
ピストンはメカさんのおかげでピカピカです
メタルラバーを少量塗布してモミモミ
親指ひとつで押し込めますので掃除完了
正規ルートに戻ってきました
リアタイヤの下に板をかませてフロントフォーク
を下げてフロントタイヤを装着しました
リアのキャリパーは先日掃除済みだったので
タイヤ交換だけ行いました
スプロケの中のハブがキレイで良い(*´Д`)
オフロードスタンドから普通のリアスタンドに
変えて交換しました
ハブも今はキレイです
このキレイさを保つ為の終わりの無い
戦いが始まりました\(^o^)/
~~~スポンサーリンク~~~
オンオフ比較
オフロードタイヤ
オンロードタイヤ
ホイールのサイズが黒の方が小さく
赤は大きく見えますよね
スポークがキレイだとスポークラップは不要だなぁ
まとめ
調達から完成まで年をまたいだ作業でした
途中でくじけそうになりましたが
何とか形にできました
オンロードオンリーやツーリングは
オンロード仕様にして
林道はオフロード仕様に変更して
運用したいと考えています
耐久レースのタイヤ交換のごとく
僕のタイヤ交換スキルを上げなければ!
以上参考になればうれしいです
記事のコメントや
X(旧ツイッター)のDMで
ひと言やアドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです(^^
ご精読ありがとうございました
コメント