HSK-WORKSです
SL230用に3Dプリンターでパーツを作りました
お作法「現物確認は大事」
【Fusion360】SL230パーツ【Ender3】
不便を解消とチェックを見える化
SL230の不便とチェックを3Dプリンタで
パーツを作って改善しました
イグニッションキーの延長
フリマサイトでお安く買えたハンドルバーパッド
バーパッドを付ける為に外していたハンドルバーを
再度取付けバーパッドを付けると・・・
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DC28BKSL001.jpg)
ハンドルバーパッドとメータとアクセルワイヤーで
囲まれてしまいました
純正のキーをさそうとするとこんな感じになります
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DC28BKSL005.jpg)
素手ならまだしもグローブをはめると
メータを若干動かしてしまう始末・・・
コレは何とかしなくては!
1.キーシリンダーを上に動かす
→配線とか色々面倒そう
2.鍵を長くする
→金属?プラスチック?
3.バーパッドを諦める
→えーせっかく買ったんだから何とかする
キーエクステンションの設計
先にあげた案のうち影響範囲が小さい鍵の延長して
みようと思います
純正キーも金属の歯部分にプラスチックが付いている
と思いその部分を3Dプリンターで出力してみます
Fusion360で設計しました
オリジナルキーを削るのはもったい無いので
合鍵を作製してそれをいじります
ジャックナイフの様にぐるっと飛び出てくる
とか
びっくりナイフの様に飛び出す
とか
色々想像はできるのですが僕の技術ではまだ
出来ないなぁ(>_<)
なのでシンプルに鍵の樹脂部分を伸ばします
鍵を真上から取った写真を取り込んで設計します
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DC28BKSL002.jpg)
キーエクステンションの印刷
設計したものを印刷します
鍵は印刷中に一旦止めて瞬間接着剤で固定してから
印刷再開して埋め込みます
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DC28BKSL003.jpg)
メーカーロゴの部分はフィラメントの色を白に
変えてみました
キーエクステンションの比較
印刷できました
僕が普段使っている鍵との比較です
樹脂部分はだいたい2.5倍くらいになりました
これ以上大きくすると携帯するのに邪魔になるかなぁ
と思ってます
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DC28BKSL004.jpg)
キーエクステンションの使用感
差し込んでみるとキーエクステンションの端が
メーターのインジケーター部分とほぼ同じに
なりました
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DC28BKSL006.jpg)
前出の純正キーよりはだいぶ回しやすくなりました
しばらく運用してみます
出来ればジャックナイフキーとか飛び出すキーも
作ってみたいなぁ
スプロケットナットの脱落チェック
すこし前にホイールナットが緩んでタイヤが
外れるニュースがありました
ちょっと調べてみるとトラックのホイールナット
に装着して緩みをチェックできる物がありました
バイクではアクスルシャフトとナットのひとつ
だからなーと思っていたら
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DA28BKSL001.jpg)
似たような所を発見しました
スプロケのナットです
緩み留めナットだし通常はスプロケの寿命が
くるまで外さないと思いますが
このナットの緩みをチェックできるものを考えて
見ました
ナットチェックの設計
ふたつのナットを緩まない方向で結合する
物を設計しました
穴部分は微妙にテーパーになっていたりします
それだけだとつまらないので車名を入れました
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DA28BKSL002.jpg)
ちゃんとナットのサイズを計って設計したのに
「ナットに全然はいらない!なぜ?」って事がありました
下の写真は純正スプロケのM8ボルトでナットが
入ってますが
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DA28BKSL006.jpg)
右が純正ナットで二面幅は14㎜
左が手持ちにあったナットで13㎜
(DRCのナットも13㎜)
同じM8でもナットのサイズが違いました
ボルトにハマったからと小さいナットに合わせて
設計してしまいハマらなかった・・・
サイズを大きくしたのに交換したナットは
小さくユルユルだったと余計な手間でした
まずは使用する現物を確認すべし!
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DA28BKSL007.jpg)
ナットチェックの出力
白いABSで出力しました
細かい部分は糸引きがありましたが
車名もちゃんと印刷できました
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DA28BKSL003.jpg)
ナットチェックの装着
こんな感じで装着しました
6個あるナットを2つずつ連結しました
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DA28BKSL004.jpg)
両方共緩んでしまったらどうしようもありませんが
片方なら外れるまでの時間稼ぎができる
かつ車名の部分をちょっと触れば緩んでいるか
チェックができるという物になります
ナットの寸法に合わせてギリギリに作ったので
はめ込むに手では無理でした
下の様に薄いワッシャーとナットを使い
締めこむ事で装着しました
![](https://hsk-works.com/wp-content/uploads/2024/04/DA28BKSL005.jpg)
まとめ
Fusion360での設計はまだまだ色々な機能は
使いこなせていない状況です・・・
それでも作りたい物が何となく設計できるように
なってきました\(^o^)/
以上参考になればうれしいです
記事のコメントや
X(旧ツイッター)のDMで
ひと言やアドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです(^^
ご精読ありがとうございました
コメント