こんにちは、HSK-WORKSです〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
本記事では、SL230用に3Dプリンターで
「キーエクステンション」と「ナットチェック」と言う
パーツを自作し、設計から使用感までを写真付きで
詳しく紹介します
お作法「現物確認は大事」
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【キーエクステンション】SL230パーツ【ナットチェック】
問題点2つ
今回対応する問題点は以下の2点です
1.「キーが差し込みにくく回しにくい」
2.「スプロケナットの緩みを目視で確認したい」
それぞれ見ていきましょう
キーが差し込みにくく回しにくい
フリマサイトでお安く買えたハンドルバーパッド
バーパッドを付ける為に外していたハンドルバーを
再度取付けバーパッドを付けると・・・

ハンドルバーパッドとメータとアクセルワイヤーで
囲まれてしまいました
純正のキーをさそうとすると、このような状況になります

素手ならまだしもグローブをはめると
メーターASSYを若干動かしてしまう始末・・・
コレは何とかしなくては!
1.キーシリンダーを上に動かす
→配線とか色々面倒そう
2.鍵を長くする
→金属?プラスチック?
3.バーパッドを諦める
→えーせっかく買ったんだから何とかする
キーエクステンションの設計
先にあげた案のうち影響範囲が小さい鍵の延長して
みようと思います
純正キーも金属の歯部分にプラスチックが付いている
と思いその部分を3Dプリンターで出力してみます
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Fusion360で設計しました
オリジナルキーを削るのはもったい無いので
合鍵を作製してそれをいじります
ジャックナイフのようにぐるっと飛び出てくる
とか
びっくりナイフの様に飛び出す
とか
色々想像はできるのですが、僕の技術ではまだ
できませんでした
なのでシンプルに鍵の樹脂部分を伸ばそうと思います
鍵を真上から撮影した写真を取り込んで設計しました

キーエクステンションの印刷
設計したものを印刷します
鍵は印刷中に一旦止めて瞬間接着剤で固定してから
印刷再開して埋め込みます

メーカーロゴの部分はフィラメントの色を白に
変えてみました
キーエクステンションの比較
印刷できました
僕が普段使っている鍵との比較です
樹脂部分はだいたい2.5倍くらいになりました
これ以上大きくすると、携帯時に邪魔になるかと思ってます

キーエクステンションの使用感
差し込んでみるとキーエクステンションの端が
メーターのインジケーター部分とほぼ同じに
なりました

前出の純正キーよりはだいぶ回しやすくなりました
しばらく運用してみます
出来ればジャックナイフキーとか飛び出すキーも
作ってみたいなぁ
スプロケナットの緩みを目視で確認したい
すこし前にホイールナットが緩んで、タイヤが外れる
ニュースがありました
ちょっと調べてみるとトラックのホイールナットに装着して
緩みをチェックできる物がありました
バイクではアクスルシャフトとナットのひとつ
だからなーと思っていたら

似たような所を発見しました
スプロケのナットです
緩み留めナットだし通常はスプロケの寿命が
くるまで外さないと思いますが
このナットの緩みチェックできるものを考えて見ました
ナットチェックの設計
ふたつのナットを緩まない方向で結合する
物を設計しました
穴部分は微妙にテーパーになっていたりします
それだけだとつまらないので車名を入れました

ちゃんとナットのサイズを計って設計したのに
「ナットに全然はいらない!なぜ?」って事がありました
下の写真は純正スプロケのM8ボルトでナットが
入ってますが

右が純正ナットで二面幅は14㎜
左が手持ちにあったナットで13㎜
(DRCのナットも13㎜)
同じM8でもナットのサイズが違いました
ボルトにハマったからと小さいナットに合わせて
設計してしまいハマらなかった・・・
サイズを大きくしたのに交換したナットは
小さくユルユルだったと余計な手間でした
まずは使用する現物を確認すべし!

ナットチェックの出力
白いABSで出力しました
細かい部分は糸引きがありましたが
車名もちゃんと印刷できました

ナットチェックの装着
こんな感じで装着しました
6個あるナットを2つずつ連結しました

両方共緩んでしまったらどうしようもありませんが
片方なら外れるまでの時間稼ぎができる
かつ車名の部分をちょっと触れば緩んでいるか
チェックができるという物になります
ナットの寸法に合わせてギリギリに作ったので
はめ込むに手では無理でした
下の様に薄いワッシャーとナットを使い
締めこむ事で装着しました

まとめ
Fusion360での設計はまだまだ色々な機能は
使いこなせていない状況です・・・
それでも作りたい物が何となく設計できるように
なってきました
以上参考になればうれしいです
記事のコメントやX(旧ツイッター)のDMで
ひと言やアドバイスなど頂けたら
さらにうれしいです
ご精読ありがとうございました
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